地方は車社会なので、電車とかバスって普段使わないですよね。
私のところもそうで、バス路線の存在すら知らない人も多いです。
「どうせ1時間に1本だろうし」という先入観で調べることすらしないので、最初から公共交通機関を利用する選択はないのです。
しかも料金は高いのでガソリン代の方が安い。
私も弘前を訪れた時、バスの利用は考えていませんでした。
でも市内を循環する100円バスはそんな先入観を打ち破ってくれました。
100円バスとは
弘前市内も営業エリアにしている弘南バスが展開するサービスです。
市内で4ルートを展開しているのですが、この記事で採り上げる土手町循環バスは待たずに乗れてかなり便利です。
土手町循環バスのルート
弘前バスターミナルを起点にして、弘前駅→土手町→大学病院→弘前城公園と時計回りに進み、起点の弘前バスターミナルに戻るルートです。
JR弘前駅、繁華街の土手町、観光スポットの弘前城という、徒歩では微妙に遠い(駅〜城は3km)場所をうまく結んでいます。
運行時間帯・頻度
4月~11月:10:00~18:00
12月~3月:10:00~17:00
10分間隔で運行。
料金
大人:100円
小人:50円
お客さんは乗っているの?
少なくとも座席の半分ぐらいは埋まっていました。
しかも観光客よりも地元の住民が利用しているようでした
また途中の乗り降りも結構あって、結構根付いているなあと思いました。
桜の季節は分からないけれど、個人的な印象ではそこそこ乗ってるものの、座れないってことはなさそうです。
ただバスの大きさがまちまちなので、小さいサイズのバスだと混んでるように感じるかもしれないです。
多分日中遊ばせていたバスをかき集めたのかな?
乗ってみての感想
知らない土地のバスは下調べをしないと、思いもよらぬところに連れて行かれたりするので、どうしても利用をためらいがちです。
でもこの100円バスは循環系統なので、乗っていれば元の位置に戻ってきます。
そういう意味でまず乗るハードルが低いです。
ルート上は車の多い場所ばかりなので、それほど早く目的地に着けるわけでは無いです。
でも町の賑わいを眺めながらの移動もいいものです。
弘前駅からJRに乗り継ぐ予定があるならちょっと余裕を見た方が良さそうですが。
じつは旅先でバスとか電車に乗るのって好きなんですよね。
ちょっとした冒険感覚みたいな。
駅の東側は車でしか行ったことがないので、次はそっちのルートにもチャレンジしてみたいです。
注記)この記事の情報は2019年2月19日現在のものです。