すむたび in 松山:防予フェリーで柳井へ日帰り小旅行 その1

早朝7時前、三津浜港にやってきました。
先日津和地島へのフェリーで利用した同じターミナルです。

今度は防予フェリーの窓口で柳井港までの乗船券を購入します。
往復で6380円。いまは特別割引期間中みたいで1割ちょっとお得みたいです。

出港は0720で、乗船は10分前からだそう。
待合室からトラックの乗船を眺めつつ待ちましょう。

出航10分前になりアナウンス。
係員さんに乗船券の半分をもぎってもらい乗船。
狭くて急なタラップがいい感じ。

定刻0720に汽笛を鳴らしてさくっと出航。
大型フェリーと違って、キビキビしています。
海の道路って感じですねぃ。

船内は前方に椅子&ソファー席、後方にゴロゴロ席の区画。
ソファーはテーブル付きで、パソコンでお仕事しているお客さんもいました。

さらに上のデッキには展望室があります。

中を覗いてみると誰もいません。
日差しが直接当たるせいか、むわっとしていて避けられているのかも。

食事系はカップ麺の自販機だけ。
あとは飲み物の自販機が中には1台、外のデッキに3台あったかな。
2時間半の航路ですからね、さすがに食堂はいらないか。

(上の写真は帰りの「おれんじじゅぴたー」のもの)

お客さんは20人ほど。
あちこちばらけて思い思いにまったりしている様子。
平日朝の穏やかな時間が心地よいです。

出航後しばらくは先日乗った中島汽船西線のルートに近いところを通ります。
右に左に有人島・無人島が次々に現れて、「あれは釣島かな」「二神島」は反対からみるとこうなのかあ」とか眺めていても忙しいです。

そして、由利島(ダッシュ島)再びです。
伊予市の海岸からよりもっと近くに見えます。

そして県境を越え(見えないけど)、周防大島(正式名称:屋代島)と情島の間の狭い海峡を超えると、若干広々とした海原に出ます。
進行方向左側(南)には巨大な周防大島。
忽那諸島始め、それまで見てきた島々とは大きさが桁外れで、島には見えません。

もうすぐ大島大橋なので、デッキに上ってみます。
ちょうど僚船とすれ違うタイミング。
海路は右側通行です。

やがて進行方向右側にも本州の陸地が現れて、海の幅がだんだん狭くなってきて。。。
周防大島と本州を結ぶ大島大橋を潜ります。

以前外国の貨物船に衝突され、橋に付随する水道管が破損、島が断水してしまうという大惨事がありました。

かなり長い橋なので、近くからは全景は撮れませんね。
船からだと橋のお腹側がみれてこれが楽しみ。
でも船の速度は意外と早いので、するする遠ざかっていきます。

お客さんもう1人出てきて橋の写真を撮ってました。
この航路一番の見せ場ですし。

大橋を過ぎると間も無く到着のアナウンス。
といってもあと15分くらいかかりますが。
約2時間半、多島海の景色を楽しんだり本を読んだりしてると時間を感じませんでした。

あと、だいたい携帯の圏内なので今どこを航行中か分かるので、地図アプリを眺めるのも楽しい。
期待以上に楽しめました。

さて、柳井では4時間ほどあるので、軽く街を巡ってみましょうか。

防予フェリーで柳井へ…の記事一覧です:
防予フェリーで柳井へ日帰り小旅行 その1→フェリー往路(松山→柳井)(このページ)
防予フェリーで柳井へ日帰り小旅行 その2→柳井を散策
防予フェリーで柳井へ日帰り小旅行 その3→フェリー復路(柳井→松山)