知らない土地を車で移動中、道路沿いにポツンと建ってる食堂。
そんなところでご飯を食べるのが好きです。
当りもあれば外れもあるけど、私のお気に入りのいくつかをご紹介です。
栃木県の鬼怒川温泉から福島県の田島町まで、国道121号線は山の中を走り続けます。
街はなく、小さな集落と温泉を結んでいる国道は信号も少ない快走路。
会津方面に行く際は高速経由より、こっちのほうが安いので選ぶことが多いですね。
あいづ亭があるのは、福島県の最南端。
県境のトンネルを抜け、道の駅田島を過ぎて2~3分の場所に位置します。
何度も来てますが、この雪除け室が土地柄を表していますね。
靴の裏の雪をしっかり落として入りましょうか。
漫画も揃っていて、こういうのが街道沿いのレストランぽいです。
注文の品が届くまでの待ち時間、今ならスマホで時間つぶしができるけど、昔なら漫画とか雑誌ですよね。
セレクトが古めなのもそんな時代の名残かな。
奥さんが注文を取りに来て、旦那さんが厨房で鍋を振る。
私は外の道を時折行き交う車を眺めつつ出来上がりを待つ。
そんな時間がほっとする。
私が注文したのは「エビと野菜のかけご飯(塩味)」。
以前から気になっていた一品なんですよね。
中華丼に近いけれど、エビのぷりぷり感が主張していて、あっさりなんだけど食べ応えがあります。
担々麺や定食ものなどどれも選んでも美味しく、いつも迷うのですけど、ボリュームも多いので一品しか注文できず残念。
でもまた来ればいいのかな、と思ってます。
食後にはコーヒーをサービスで出してもらえました。
空いていればのんびり食後の時間を過ごすのも良いですね。
この居心地の良さがあいづ亭の良さでもあります。
あいづ亭は地元の方の利用も多いのですが、登山やスキー帰りのお客も常連さんのようです。
駐車場には宇都宮とか横浜とか首都圏ナンバーのも時折止まっています。
お店のご夫婦も親切な接客でありつつ、適度に距離感もとってくれて居心地よく過ごせます。
そんなところも人気の秘訣かもしれません。
立地は人家もない峠道の途中。
でも固定客がしっかりついていて、多くのお客さんがお気に入りにしているあいづ亭でした。
あいづ亭へのアクセス: