前の記事で私が実際に神戸に住んでいたことがあることを述べましたが、どこに住んでいたかというと、須磨区の海に近いエリアでした。
なぜそのエリアを選んだかというと、「神戸在住」という漫画の影響で、漫画の主人公が住んでいる長田区を中心に部屋を探したからです。
長田区がそこそこ賑やかな下町なのに対して、私の住んでいたエリアはお寺を中心とした住宅街。
買い物には不便な場所ですが、静かな場所が好きなのでお気に入りの街でした。
そんな須磨の街で鉄板の散歩コースをご紹介します。
海にとても近い駅
まずはJRの須磨駅。
ご覧の通り、ホームのすぐ側は砂浜です。
外のデッキに出るだけで、海水浴場が一望できます。
冬なので、泳ぎに来ている人はいませんが、ウォーキングしている人がちらほらいますね。
海岸線は広々として、爽快感たっぷり。
西は源平合戦で有名な一ノ谷、東は水族園などがある公園エリア。
こんな素敵な場所まで神戸の中心部三宮から電車でたった15分。
これだけでも神戸に住む理由になりますね。
山の展望台も好アクセス
海も近ければ山も近い。
これは神戸の特徴ですが、ここ須磨は山の尾根が海岸に再接近する場所なので、海と山の距離がとても近い。
須磨駅からも背後の山へのアクセスはわりと簡単で、30分程度も歩けばこんな景色が広がります。
ただ、この絶景を見るためには長い登り坂が続くので、足元はスニーカーなど歩きやすいものが良いでしょう。
途中、景色が良い箇所がいくつかあるので小休止を挟めます。
ベンチのあるところもあるので、マイペースでハイキングすることができます。
そして、展望台に到着した時の達成感はなにものにも代えがたいです。
ハイキングコースですれ違うのは、ハイキングの方の他、散歩中の近所の方。
混雑することはないものの、かといって寂しい雰囲気でもありません。
山を散歩することが日常になっている、神戸ならではの雰囲気という感じでしょうか。
実際私も在住時は思い立ったら、この展望台はよく来る場所でしたし。
そして展望台からのこの景色。
都会に住みながら、混雑と無縁の絶景を無料で楽しめるなんて、実に素晴らしい。
夕暮れ時もおすすめ
住んでる者の特権として、時間を気にせず滞在できるということがあります。
日中海岸を散歩して、一旦家に戻り、日没を見にくるなんてこともよくしていました。
先に述べましたが、ここは神戸の中心街から電車で15分。
ホテルをちょっと抜け出して、日没を眺めるのもいいんじゃないかと思います。
ただし、山の方はハイキングコースに街灯はないので、慣れていないとちょっと危ないかもしれません。
アクセス
須磨駅と海水浴場
山の展望台(妙見堂跡下展望所)
山の展望台はJR須磨駅から徒歩30分はかかるでしょう。
google mapだと20分と案内されるのですが、ずっと登り坂ですのでまず無理です。
海も山ももちろん無料。
海と山を同時に味わえる神戸ならではの場所です。