ホテルの楽しみの一つといえば朝食。
でも私はあえて外すことが多いです。
なぜホテルで朝食を摂らないのか
一番の理由が、「住むような旅をしたいから」。
「ホテルで食べたら特別な感じがして、なんか違う」というもの。
書いてみたけど、なんか伝わりにくいかなあ。
朝っぱらから豪華海鮮丼もりもりとか、チョコレートファウンテンにフレッシュフルーツを突き刺すとか、楽しいんだけど私はそういうのを求めておりません。
つまり、特別なものも豪華なものもいらない。
普段と同じ質素な朝食でいいんですよ、ということです。
ホテル独特の雰囲気もなんか違う
これはホテルが悪いわけでもないんですよ。
ただ、ホテルの朝食会場って、ファミレスとかファストフードとかの雰囲気と違うんですよね。
「観光」とか「ビジネス」とか、特定の客層の醸し出す雰囲気があるのです。
少なくとも普段着のままの姿じゃないみたいな。
特に観光客が多いところはかなり違和感。
なんか朝からギラギラしていて、「腹いっぱい食うぞ〜」的ななにかが朝食会場に満ちています。
とくに朝食が豪華なとこはその傾向が強いんですよね。
私も観光で泊まっているならそういう雰囲気ウェルカムです。
でも「すむたび」の時はなるべくそういうのは避けたいです。
じゃあどこで朝食を摂るの?
ファミレス、カフェ、喫茶店、ファストフードetc。
全国どこに行っても同じ味に出会える、そんな店に行くことが多いです。
あえてどこでも食べられるものを選ぶのです。
そして、そういう店は味だけではなく雰囲気も全国似たり寄ったり。
それが普段の生活とも遠からず、そして旅先での普段着の姿とも遠からずで良いのです。
そしてお値段もそれほど高くないのですよね。
冒頭の写真のモーニングセットはガストで税込647円。
地元客がちらほらとくつろいでるまったりした雰囲気の中で過ごせるのを考えるとお安いものです。
あと、写真にパンケーキが写っているけど、これはめちゃおすすめ。
トーストの代わりに+108円だけど、このフワフワ感は食欲がない朝でもするする入っていきます。
ファミレス以外でも、朝食は350円〜で食べられるので経済的ですね。
そう、「経済的」などという生活感滲み出る価値観を旅に持ち込むのも「すむたび」なのです。
そんなけちなやつ、私だけだと思いますが。
ホテルでも質素な朝食ならありかな
なんというか、楽しさも華やかさもない、朝ごはんはとりあえず栄養補給、みたいな感じの朝食なら、ホテルで食べるのもOKかな。
朝食会場は机と椅子が整然と並んだ「学食」的雰囲気ならなお良し。
無料朝食のホテルだとそういうところ多いです。
ホテルのレビューで「朝食が貧相」なんて文句つける人がいるけど、私からすれば「まだまだですな」。
そういうのは貧相ではなくシンプルととらえ、そんな雰囲気を味わうのも旅の楽しみなのです。
旅のキラキラを避けたい
とまあ、いろいろ書いてきたけど、私は朝食に旅の高揚感はいらないと言いたいのです。
住むような旅は普段着の旅。
豪華キラキラなのより、まったり質素なのが好みなのです。
そういうわけで朝食もその方針で選んでいます。
でも最近朝食を豪華にしようと頑張るホテルがビジネス系でも多いんですよね。
ちょっと困ったもんだ。