駅名に「富士」がつく駅から眺める富士山選手権(神奈川県)

日本のシンボルにして世界遺産である富士山。
国内最高峰だけあって、静岡県や山梨県はもちろんのこと、もっと遠くからも眺めることができます。

それもあってか全国各地には「富士」が含まれる地名があちこちにあります。
その理由はその場所から富士山が見えたからでしょう。

ということで、全国に散らばる鉄道の駅のうち、駅名に「富士」が含まれる駅を訪ねて、富士山の眺望がどれほど素晴らしいか確かめてきました。

今回は神奈川県の駅を訪ねました。
藤沢より西、とくに相模川の西側からだと比較的容易に見えるのが神奈川県。
私は在住時によく相模川の河口から日没時の富士山を眺めていました。

勝手知りたる元地元の富士山眺望はどんなものでしょうか?

富士見町駅(湘南モノレール)

 

鎌倉市の商業の中心地である大船。
そこから江ノ島へ延びる湘南モノレールの駅です。
大船から一つ目。徒歩だと15分程度かかります。

ホームは道路の真上に設置されていて、独特の形状をしています。
そして道路の両サイドに江ノ島方面、大船方面それぞれへのエレベーターと階段があります。

周囲は住宅密集地で、富士山は望むべくもありません。

鎌倉でも海沿いだと富士山は見えるのですが、内陸の大船だとなかなか厳しいでしょうね。

さて、高架上にあるホームからだとどうでしょうか?
大船方面のホームに入ってみます。

柱やら壁やら、はたまたレールなどで眺望は難しそう。
ホームの端からの眺めはご覧の通り。

モノレールは高いところを走っているので見えるのかな?
と思ってましたが、懸垂式モノレールということもあって、残念な結果になりました。

それはさておき、この湘南モノレールはなかなかスリリングで面白い乗り物です。
意外とスピードを出しますし、狭いトンネルや掘割に突っ込むときの迫力はぜひ経験してほしいもの。

私も近くに住んでいた時は、時々遠回りしてでも乗りに来てました。

富士フィルム前駅(伊豆箱根鉄道 大雄山線)

小田原から大雄山に向かう大雄山線。
観光やハイキングのお客もいるものの、生活路線の色が濃い電車です。

終点の大雄山の一つ手前の富士フィルム前駅。
企業名の「富士」を含む駅なので富士山と関係ないのですが、「富士」入りであることに変わりないので取り上げます。

長閑な駅前からの眺望はご覧の通り。

すこし住宅で眺めがよくないのですが、写真奥の方向に進むと2分ほどで川に行き当たります。
そこからの眺めの方がひらけているので目指してみます。

駅名の由来となった富士フィルムの工場の存在感が大きいですね。
こちらは川に架かる橋の左側。

そして橋の右側には富士山が見えるはずなのですが、この日は霞がかって見えず。

見えるときは結構くっきりと見えるのですが。。
こればかりは天気次第ですから仕方ないですね。