すむたび in 那覇:真冬の沖縄での服装

真冬の沖縄に行くのは初めてな私。
何を着ていくかちょっと迷いました。
結果的に(北関東の)11月の服装で良かったんだけど、現地で感じたことも含めて記録しておこうと思います。

滞在中(大寒前後)の沖縄の気候

気温

外を出歩く日中の気温は20℃弱の日が多かったです。
ただ、曇りや小雨の日が多く、17〜18℃に下がることもたびたびで、ややひんやり気味でした。

内地と全然違う点は、最低気温が最高気温とほとんど変わらないところ。
せいぜい3℃くらいの差しかないのです。
なので、朝強烈に冷えることはなかったです。
私は寒がりなので暖房はつけてましたが。

天気は曇りが多い

事前に調べていたから知っていたけれど、本当にどんよりした日ばっかりでした。
下の写真は辺戸岬なんだけど、せっかくの絶景もご覧の通り。

自転車で本島を一周しようと下見がてら訪れたのですが、雪のない日本海ぽい景色ですね。
でも、曇りというのは自転車にとっては良いコンディションかも。

あと、雨が降ることもあり、時に激しく降ることもあります。
内地の人間的には「冬に夏みたいな降りかたするんだ」って驚きました。

風がすごく強い

強い日だと、7〜8m/sの風が一日中吹いています。
曇天とコンボで体感温度はものすごく下がります。
辺戸岬は特に風が強くて、ここだけはマフラー欲しいなあって思うぐらいです。

沖縄はそれほど高い山はないし、どこからも海が近いので、おおむね風が吹き抜けています。
那覇は街中だし遮る建物も多いからましだけど、それでもそれなりに吹いていましたね。
とはいえ、私の住む北関東の空っ風に比べれば、湿度の高い潤った風なので肌には良さそうです。

晴れると紫外線に注意

たまに晴れると当然陽の光が差してきます。
これがけっこう強くて、すぐに身体がポカポカしてきます。
同じ気温でも曇りと晴れでは感じ方が全然違うのですよね。
だから服装での調節が難しい。

那覇の人たちには、晴れている日に日傘をさしている人もいました。
たぶん、紫外線が結構きついんじゃないなあ。
冬の沖縄で日傘を目にするとは思わなかったけれど、本当に知らないことも多いものだ。

持っていく服といらないもの

私が一番悩んだのがアウターで、冬用のコートは論外だけど、あまり薄着だと行き帰り耐えられそうにないし迷いました。
結局秋物のコート、その下は厚めのニットにして、那覇ではカットソーに着替える事にしました。
もし足りないものがあれば現地で買えばいいし、って感じで。

下は適当なパンツで。
こっちは特に迷いはなかったですね。

秋物のコートを持ってきたのは正解で、強い風を防いでくれたので良かったです。
逆にニットはやはり一度も出番はなく、インナーは薄手のもので十分でした。
あと、マフラー・帽子・手袋・ヒートテックは全く必要ありません。
寒がりの私でも、さすがに必要性を感じなかったです。

ということで、私にとっての真冬の沖縄の服装は、
薄手のインナー+秋物のコート
が最適解でした。

ただ、晴れた日などちょっと暑いなあと思う日もあったので、荷物に余裕があれば、薄手のフリースとかもプラスして持ってきてもいいかなあと思いました。

うちなーんちゅは寒がりぽい?

服装なんて地元民を見習えばそれでいいじゃないか、とも思っていました。
那覇に来る前は。

でも実際にうちなーんちゅの服装を見ていると、私が思うより厚着なんですよね。
ファッションなのか本当に寒いのか分からないけど、日差しが出てきて私なら上着を脱ぎたいなと思うような気温でも、コートを着たままとか。

たぶん、最高気温5℃&最低気温−5℃の世界に住む私と、だいたい15〜20℃の世界に住むこっちの人とは、同じ気温でも感じ方が違うのだと思います。
その証拠に、タイとか台湾とか中国南部から来たと思われる観光客は、結構厚着でしたから。

ということで、地元民と同じ服装というのはあまり当てにならないことを学びました。

ただ、1週間ぐらい経つと、こんな私でも寒いなあと感じるようになります。
最初は暖かいと思っていた沖縄の冬も、身体が馴染んでくると、少しずつ寒さに対する感覚が地元の人に近づくのかもしれません。

沖縄の真冬=11月(北関東の)

今回「避寒」目的で沖縄に来たわけですが、私の体感的には11月でした。
理想は10月ぐらいだと嬉しんですけどね。

ですので、服装は11月をイメージすれば間違いなかったです。
ただ、天気がコロコロ変わり、体感温度も天気次第で結構変わってくるので、調節しやすい服装がベストです。

今回経験値を得たので、次からはもう少し良い服のチョイスができるんじゃないかなあと思ってます。