ちびたび in 下仁田：「ぐんまワンデー世界遺産パス」がめっちゃお得

下仁田にちびたびした際電車を使いました。
ふつうなら車の方が便利なんですが、ものすごくお得な切符があったので。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」の概要

「ぐんまワンデー世界遺産パス」とは、群馬県内の（栃木県と埼玉県の一部も含む）鉄道の普通列車と一部のバスが乗り放題になるお得な切符です。
概要は以下のとおり：

こちらがパンフレット。

パンフレットだと路線図がデフォルメされているので、地理的にどこまで行けるのか分かりにくいでしょうか。
地図の路線図に重ねてみますと、以下のグリーンの実線（鉄道）と点線（バス）が乗り放題です（新幹線や特急などは別途料金必要）。

「乗り降り自由」なので、予算を気にせず気が向いたらいつでもふらりと降りることができるのが最大のメリットですね。

どれくらいお得なのか

高崎を起点にして考えてみましょう。

今回訪問した下仁田に関しては高崎から往復するだけで元が取れました。
また、バスを含む草津温泉だと相当お得になります。
バスは鉄道より運賃は高めですからね。

ちなみに私の自宅から最も近いフリーエリアの駅が栃木県の小山駅（地図の右端）です。
小山から下仁田まで往復5540円かかりますが、それが2200円で済んでしまうのがすごいです。

小山駅に最も近い高速の入り口である佐野藤岡IC〜下仁田ICの高速代が、往復で平日5320円／休日3720円し、さらにガス代も加算になることを考えると、小山駅に車を止めて駐車場代（1000円以下）を払ったとしても、世界遺産パスを使ったほうがお得です。

注意点

群馬県は車社会、ということで鉄道はそれほど便利ではありません。
本数が1時間に1~2本のところがほとんどで、予定に余裕をもたせたり、事前に時刻を調べておかなければ、時間のロスになることもあります。
上越線の土合とか数時間電車がこない駅もありますしね。

また、追加料金なしで利用できるのは普通列車のみなので、結構時間がかかります。
たとえば私が利用した小山〜下仁田は乗り換え時間なしでも3時間かかります。
北関東道はガラガラですから、車なら半分の時間で到着するでしょう。
鉄道利用の場合、時間に余裕を持ったほうがいいですね。

フリーエリアは広大ですが、全てを1日で周るのは無理なので、あまり欲張らないほうがよさそうです。
なにせ2200円は格安なので、元を取るのはそれほど難しくないです。
のんびりゆったり楽しむのが一番の切符ですね。