すむたび in 宮古島:マンションみたいなホテルに滞在する

昨年那覇に滞在した際、Mr. KINJOというマンションタイプのホテルに滞在したのですが、なかなか居心地の良い体験でした。

宮古島にもこのタイプのホテルは結構あったので、今回はかりゆしコンドミニアムリゾートのホテルに滞在してみました。
こちらも沖縄を代表するマンションタイプのホテルを展開しています。

2020年2月現在、宮古島には2棟あるようで、そのうちの一つブラウンシュガーというほうにおよそ2週間滞在です。

立地

宮古島の古くからの市街地に位置しており、飲食や買い物には便利な場所です。

ただ、イオンタウンやドンキホーテなどの大型店には車でないと遠いので、そこは要注意。
車はマンション1階に3台分あります。
交通量の多い交差点のすぐそばなので、微妙に入れにくいんですが、地元の人を見習って歩道をうまく使えばバックで駐車できると思います。

もしそこが満車なら斜向かいのファミリーマートの側にも駐車場があります。

外観/受付

下手くそ写真しか残ってなかったので、公式サイトからの写真はこちら。

昨年開業ということで、この写真通りとてもきれいです。

一般のホテルと違ってフロントというものは無く、玄関スペース奥の事務所で鍵を受け取りました。

小さな建物なので、1フロア辺り3部屋しかありません。
建物全体でも12部屋なので、エレベータも1台で十分そう。

それでは部屋に入ってみます。

部屋の概要

部屋の広さはおよそ30m2の1DK。
玄関を開けると、廊下の右側にキッチン、左側にバス・トイレという配置。

奥のDKは8畳ぐらいでしょうか。

玄関そばにはシューズボックスがありますが、ものすごく大量に収納可能。
ちなみに部屋の中は土足厳禁なので、ここで靴を脱ぎます。

ベッドルーム

ベッドルームは廊下とは引き戸で区切ることも可能。

壁に沿って長いテーブルがあり、これは小物を置くにも重宝しました。

そして小さなテーブルと堅めのソファがあり、作業はできないけれど、ちょっとコーヒーを飲むぐらいなら便利なサイズ。

壁は打ちっぱなしぽいデザインでおしゃれポイのですが、不思議と冷たさは感じないです。
そして、照明はスポットライトだけなんですが、思ったより明るくて夜に本を読んだりタブレットで作業するには十分な明るさ。

ホテルとかで夜照明が暗くて不便だったという経験はあるので、住む旅のような場合大事なポイントだと思います。

そしてベランダもあるのですが、ベランダにも照明があるので、もし夜に何かする場合でも困りません。
私は使わなかったけれど。

キッチン

コンドミニアムの特徴はキッチンがあり、簡単な調理ができること。
住むように旅をするときに必須ですね。

まず一番活躍するであろう電子レンジと冷蔵庫。
そして奥にはお湯を沸かすポットも備え付けられています。

ガスレンジではなくIHの調理器。パワーは大満足ではないけど満足ぐらい。

食器類は二人分ずつ必要なものは揃っています。洗剤とスポンジも用意されています。

カトラリーも2組セットで収納されていました。
フライ返しとかレードルもあり、ちゃんと調理することまで考えられていて、とてもよく考えられているなあと感心。

調理器具は深めのフライパンとお鍋。
こういうタイプのフライパンは炒める・煮るが両方できて便利ですね。

このチョイスはかりゆし系列共通なんでしょうか?
Mr KINJOに比べると、より住むような旅に踏み込んだセレクトです。

最後に包丁にまな板と水切り籠、交換用のゴミ袋。

包丁切れ味悪いです。
普段使っているのがプロ用(私は素人だけど)で手入れも行き届いているのでそう感じたのかもしれないけれど。

そして長期滞在すればゴミも出るということで大きめの分別ゴミ箱(タイヤ付き)。

このゴミ箱の右がクローゼットでした。

とまあこんな感じで、包丁にイチャモンつけましたが、無料でこれだけ借りられるのはとてもありがたいです。
必要なものが必要なだけちょうど揃っている。
コンドミニアムの運営経験が豊富な企業なんだなあと感じました。

お風呂/トイレ/洗濯機

コンドミニアムの標準ですが、バス・トイレは別です。

ビジネスホテルの何が嫌いって、ユニットバスなのです。
浴槽はいらないから、ドーミーインみたくシャワー・トイレ別の部屋が増えるといいのですが。

あと、洗面スペースがよくあるものなのですが、

下の収納には掃除用具一式があり、簡単な掃除なら自分でできてしまいます。

トイレは温水便座洗浄機能付き。

玄関横に洗濯機があり、洗剤が備え付け。
本当に手ぶらできても普通に暮らし始められますね。

浴室乾燥機能があり、洗濯バサミやハンガーは用意されているので、好きな時に洗濯・乾燥ができます。

滞在しての感想

コンドミニアムということで、普通のマンション暮らしとたいして変わらない生活ができました。
料理をしたり掃除・洗濯をしたり、そういう普段することも同じようにできます。

基本的にタオル類の交換はなく、自分で洗濯して使ってくださいね、というスタンスなのです。
また、日中に部屋の清掃が入ることはありません。

ただ、私の場合滞在が長かったので、1回希望の日に清掃を入れてくれました。
その時にタオルも交換。

やはりプロがする掃除なので、ピシッときれいになった部屋を見ると、リセットされた気分でした。

設備やサービスはちょうど良くて、こういうホテルが全国にあればなあ(なぜかマンションみたいなホテルは沖縄に多い)と。

滞在中部屋にこもって副業をすることもあったのですが、防音がしっかりしていて、それほど音も気になりませんでした。

一つ気になった点はコンセントの位置ぐらいです。
ベッドルームの長いテーブルの正面にいくつかあれば充電しながら作業が出来て便利だったのですが。

ベッドにもコンセントが付いているものの、スマホとかの置き場に困るので、できれば↓のように、ベッドサイドの小さな台にコンセントが付いていると嬉しいです。

という感じで、今回滞在したかりゆしコンドミニアムリゾートシリーズのマンションみたいなホテルは、すべてにおいてちょうどいい感じのホテルでした。
全国にこんなホテルが広がればいいなと思っています。