前回は21世紀型オートレストランの自販機食堂を訪問。
空が広くて気持ちいいですねぃ。
大宮から3駅とは思えないほどのんびりした雰囲気。
で、上尾は埼玉でしょ?埼玉は北関東じゃないよ、って言われそう。
でも個人的にさいたま市より南は南関東、でもそれより北は半分北関東ぽいと思ってます。
高崎線も大宮を過ぎると、景色が広々としてきませんか?
でも駅前とかはそこそこ都会で、完全に北関東ではないみたいな感じ。
そんなこんなで北上尾駅から徒歩10分ぐらいで目的地に到着。
オートパーラー上尾です。
ここもオレンジハット新町店と同じく国道17号線沿いにあるので、車のお客さんメインなんでしょうね。
ちなみに、写真奥が高崎方面。中央分離帯があるので、高崎方面からは右折入場できません。
オートパーラー上尾とは?
都内からもほど近く、駅から徒歩で来店できるということで、都内から最もアクセスが容易なオートレストランといわれています。
埼玉のオートレストランといえば、行田市にある鉄剣タローが有名ですが、あちらはなかなかキャラの立ったお店で、駅からも30分ほど歩きます。
こちらは飾り気のないノーマルな感じなので、アクセスの良さも含めて初心者向けだと思います。
ちなみに、基本ゲームが中心でレトロ自販機はあくまでサブといった位置づけ。
ゲームの筐体は電源が入ってないのもあるのですけどね。
自動販売機
正面玄関を入って、左奥に自動販売機がずらりと並び、椅子とテーブルも並んでいて、きちんと食事コーナーしています。
レトロ自販機としてはトーストサンドとそば・うどんの2種ですね。
ファンタが100円からありますね。
安い。
ここの特徴は価格が安いこと。
そば・うどんは250円と格安です。
オートレストランって品揃えに各店の趣味が出ていて楽しいのですが、ここはなぜか柿ピー推し。
ゲームしながら食べるのに便利とか?
トーストサンド(コンビーフ)と天ぷらうどんを食べてみます
では、ここの名物であるコンビーフのトーストサンドをいただきましょう。
相変わらず素っ気無い見た目で、
中身も想像通り、マスタードとコンビーフとマーガリン?なのですが、
これが実に良いコンビネーション。
人気メニューなのは分かります。
しかも200円という採算度外視の価格。
ゲームに課金してもらわないと赤字なんじゃないか?
そして、自販機名物のうどんです。
天ぷらは最初から上に乗っているふにゃふにゃタイプです。
ワカメがちょっと顔を出していますね。
ここのはうどんの茹で具合といい、つゆの熱さといい、完璧な自販機うどんです。
小海老入りのかき揚げも香ばしさがあって、これで250円はお買い得です。
食べ進めると、底からうずらの卵とナルトがこんにちは。
これはオートパーラー上尾名物ですね。
つゆは濃いめなので、全部飲み干すことは個人的には無理。
でもちゃんとつゆ捨て場はあるので安心です。
店内の雰囲気
オートレストランってどこもそうなのか、ゲーマーが数人黙々とゲームをプレイ中で、機械音はすれど静寂な感じなんですよね。
ここもそんな感じで、さらに薄暗いものだから、ちょっとアンダーグラウンド的な雰囲気です。
タバコ臭さは特に感じなかったかな。
食事用のテーブルには灰皿はなかったので、これは群馬との違いかな。
都会になればなるほど喫煙者に厳しいですので。
トイレは男女別に装備されてるけど昭和っぽいトイレ。
もちろん和式。
まあとにかく薄暗いんですけど、どよんとした雰囲気ではなく、秘密の隠れ家みたいな落ち着ける空間だと思います。
私がこういう場所が好きってこともあるけれど。
落ち着けるのはお客のマナーがいいからかもしれません。
コミ箱コーナーがあるのですが、みんなきちんと分別してきれいに捨てています。
利用者がルールーをきちんと守ってるだけで店の雰囲気は良くなりますね。
(青いバケツは汁捨て場)
近所に住んでいたら、夜小腹が空いたら立ち寄ってささっと食う。
そんなことをしてみたくなるオートパーラー上尾でした。
アクセス
JR高崎線の北上尾駅から徒歩10分。
東京駅からだと45分、770円で行けてしまいます。
オートレストランに興味はあるけど、本場の群馬は遠いって方にはおすすめです。