すむたび in 札幌:公園めぐり〜百合が原公園

公園天国札幌市。
大都市でありながら、広大な公園や緑地が多くて、多くが無料で利用できます。

そんな数ある公園の中から、私のお気に入りのいくつかを紹介していきます。
観光客も知ってる有名どころから、ご近所さんの散歩道まで、お出かけの参考になれば嬉しいです。

百合が原公園

札幌市の北部に位置する百合が原公園。

百合だけではなく、花・植物でいっぱいの、さながら公園全体が植物園のようなスペースです。
植物好きなら気に入ってもらえそう。

公園は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていますが、有料ゾーンも100円ちょっとという安さなので気軽に入れます。

 

アクセス

郊外の公園ですので車が便利ですが、JRやバスでもアクセス可能です。

バスは地下鉄麻生駅が起点なので、観光客は札幌から出ているJR学園都市線がわかりやすいでしょう。
JRはおよそ20分毎にあるので、そこそこ便利かと思います。

札幌駅からきた場合、百合が原駅ではホームすぐそばの出口は出ないように。
公園と反対側の出口に出てしまいます。
ということで、階段を昇って公園側の出口を利用しましょう。

園内の様子

公園の1/4を占める世界の百合広場。
訪れた9月上旬は百合の季節ではありませんが、案内図からはかなり気合の入ったエリアだとわかります。

百合の開花はないものの、水辺の施設がいい味だしています。

有料ゾーンとしては世界の庭園(130円)がおすすめ。
日本庭園のほか、札幌市の姉妹都市である、中国・瀋陽、ドイツ・ミュンヘン、アメリカオレゴン州・ポートランドをイメージした庭園が巡れます。

日本と中国は事前知識があるので、ああいかにもって感じなんですね。
ドイツは優雅で私にとってお話の世界な感じ、アメリカは自宅庭園をイメージしいているようで、「個人宅でこんな豪華なのか」とため息が出ます。

個人的にお気に入りはアメリカの庭園。
花好きならわかってくれるかも知れないです。

雨上がりということもあり、葉に乗った水滴がとても美しいです。

自然の作り出す美しさですね。

庭園内にはなぜか園内を周回する鉄道の廃駅?があって、これを見るためだけでも別料金の価値はあるかな。

ちょっと長くなりましたが、ここが世界の庭園の出口。
有料だからか独り占めできて静かなものでした。

園内は花いっぱいでどこを切り取っても絵になるのですが、リリートレインという周回鉄道とのコラボは見ものです。

園内には所々可愛らしい踏切があります。

ここをリリートレインが30分に1回走っているのです。

1週12分、スピードは早歩きぐらいなので、写真もゆっくり撮れます。
花いっぱいの中ごろごろ動いているのがほっこりします。

それにしてもありとあらゆる花がある公園です。私の好きなコスモスもちょびっと。
関係ないけれど、コスモスといえば遠軽の太陽の丘えんがる公園が日本随一かな。

花と植物の販売所もあるので、ガーデニング好きにはたまらんでしょうな。

公園入口付近に戻ってきました。
リリートレインが休憩中。駅舎内では食事もできるそうです。

公園内にはベンチもたくさんあるので、晴れた日に花に囲まれて、汽車を眺めつつのんびりとするのに最高です。

お気に入りの本を持ってきて、花と緑と汽車を眺めながらのんびり読書なんて最高な休日じゃありませんか。

ただし、時々飛行機が轟音で離着陸するのでびっくりするかもしれません。
ちょうど丘珠空港への進入路なんですよね。

まとめ

今回は北区の百合が原公園の紹介でした。
車でのアクセスのほか、JR百合が原駅やバスでのアクセスも可能です。

札幌駅から 20分(JR)
最寄り駅から 7分(徒歩)
料金 無料
開園時間 24時間(世界の庭園など、園内施設には営業時間あり)
トイレ あり

データは本記事投稿日現在