札幌市中央図書館の食堂が安くてお勧めということで出かけてきました。
食堂は地下1階にある図書苑さん。
テーブル6卓、カウンター3隻のこじんまりしたスペース。
安くて有名らしいのですが、どんなものでしょう?
この日のおすすめはチーズオムカレー500円。
たしかにリーズナブルですね。
でも、私の目に入ったのは、すぐそばに張り出されている手描きのメニュー。
いろいろ安い!しかもイラストが味わいあって可愛いですね。
しかも、ウインナライスとかちくわ天丼とか、どこかにありそうでみた事もないメニューがあちこちに。
ミニカレーとかでなくて、「ちび」というのもいい味だしてます。
こんな妙に気になるメニューの中で、私が選んだのは「のりべん」330円。
のりべんってあののりべんですか?
店内で食券を購入して注文。
少し時間がかかるので、席で待っててねとのこと。
ああ、まさにのりべんで、弁当箱からお皿に移しただけです。
ちなみに、白身魚のフライは2つとも揚げたてで、これが時間がかかった理由です。
ソースやマヨネーズは提供時にはかかってないので、卓上のものを自由にかけます。
のりべんとの違いはご飯がよそいたての熱々であること。
白身魚のフライももちろん熱々サクサクほくほく。
海苔とご飯の間には昆布が隠れていて、まさにのりべんです。
スープ付きが嬉しい。
それにしても、のりべんをお皿によそう発想ってありそうでないというか、他所では見たことがないですね。
味はまさに想像通りののりべんです。
ボリュームはご飯が茶碗一膳分なので、小腹が減った時にちょうど良い量かな?
私は少食なので、十分一食分になりますが。
食べているものはインスタ映えもしないのりべんだけど、カウンター越しの景色は良いですね。
地下ですが、こちら側は景色が開ていて、緑が濃いです。
でもインスタ映えなら、1階にあるカフェの方が、庭園を見下ろす感じで、いい感じかなあと思います。
そんなこんなで、近所にあったら、時々昼飯を食べに通いたくなる、そんな図書苑さんでした。
創世スクエアにできた新しいおしゃれ図書館にはない、肩の力が抜けた時間が流れる場所です。