ちょっと忙しくしている最近。
近所でちょっと息抜きできる場所に出かけてきました。
その場所は鹿島港。ちょっと非日常な景色が広がるところです。
港公園(神栖市)
鹿島港を一望できる展望塔がある公園です。
四方八方を工場群に囲まれた立地が工場萌えな人にとっては最高ですねぃ。
港湾地帯特有の荒涼とした4車線道路の突き当たりに公園の入り口があります。
この独特の殺風景さがたまらんです。
私が好きな左右対称公園です。別名フランス式公園。
そして正面に見える展望塔。
早速登ってみましょうか。
港公園展望塔
この展望塔ができたのは1980年とのこと。
その時代といえばどんな時代だったのかな?
バブル崩壊とか?
受付も妙にレトロ調でいいねと思ったけど、これは今は無人でした。
チケット200円を購入して展望塔への入り口へ。
池からにょきっと伸びているようです。
階段でも登れるみたいですけど、
展望ルームに到着。
港の全景が見渡せるけど、ちょっとガラスが曇ってるかなあ。
ちなみに、展望台は3層構造になっていて、このガラス張りの展望室が一番下の第1層。
外にはさらに第2層/第3層の2フロアがあります。
展望室には鹿島港の紹介がされていて、その歴史から今の重要性まで勉強できます。
このエクセルそのまま出力しました的な感じが公共施設っぽさを醸し出していますよ。
船の舳先をイメージしてるのかな?
そして最上階へと続く階段を登ります。
この狭くなる感じがちょっと不安にさせますが。
そして、ここが最上層のフロア。
だいたい5〜6人が余裕で入れそうなスペースです。
正面には鹿島港全景、そしてその向こうには太平洋、は水平線はギリギリ見えるかってところか。
こうしてみると、鹿島港は実に広大で機能的にできていることを感じます。
そして背後には工場地帯。
この日は天気はイマイチだけど、それでも360度の展望はやっぱり気持ちいい。
風が穏やかなのは幸いで、ここは強風が吹いているときは高所恐怖症でなくても相当恐怖を感じます。
なにせ、ここの展望塔の構造はこんな感じで、なんとも不安になる構造なんですよ。
こういう雰囲気好きです。
人によっては怖いと感じるかもだけど。
展望塔には今自分一人っきり。
自分だけの足音がトントン響くだけ。
落書きだめ。
でも落書きしたくなるお年頃ってあるよねぃ。
暗くて無機質な雰囲気だけど、階段にはカーペットが敷かれていて、高度に応じて色が違う贅沢仕様。
薄暗い歓談室を降りきって地上に戻ってきました。
この展望塔の残念なところが一つだけ。
それは17時までという営業時間。
(最終入場は16:30だったかも)
ここの工場夜景は絶対に素晴らしいのに、見ることができる期間が12月に限定されるのです。
寒くて風の強い冬だけ見ることができる夜景。
芝生とベンチと
展望塔からの眺めはもちろん素晴らしいのだけれど、地上レベルでの眺めも気に入ってます。
この港の見えるベンチが気に入っています。
夏は暑いのだけれど、季節の良い春と秋、そして冬でも風の穏やかな小春日和なら、ここでぼーっとするなり読書するなり、気持ちの良い場所です。
工場地帯の中にぽっかり浮かぶオアシスのような港公園。
アクセスはちょっと不便だけど、開放感あふれる素敵な場所でおすすめです。