すむたび in 札幌:やよい軒のレアメニュー、洋風朝食をいただきました

やよい軒の朝食といえば、いかにも日本の朝食という3種類。

納豆、生卵、目玉焼き、鮭などがおかずで、主食がごはんという、日本人なら馴染みのメニューです。

ところがパンが主食の洋風朝食を提供している店舗があります。
それがやよい軒札幌駅南口店。

ただし、同じ建物にあるJRイン札幌駅南口の宿泊者だけが注文可能なメニューです。
ホテルの朝食をやよい軒に任せているのです。

ということで、宿泊した際にどんなものかと利用してみました。

利用には食事券が必要

やよい軒の朝食はあらかじめ朝食付きプランにする必要があります。
素泊まりの場合は、事前(前日だったかな?)に食事券を購入する必要があります。

お値段は税込900円。
やよい軒のレギュラー朝食メニューの2倍という強気の設定。
やよい軒は通常メニューでも900円以下のものが結構あるので、やよい軒という色眼鏡で見ると「高いなあ」と思ってしまいます。

朝早い時間だと、札駅・大通周辺は朝食を提供しているお店は少ないので、強気の価格設定でもやっていけるのでしょう。

あと、ホテル利用者だけが利用できる時間帯ですが、部屋着では来ないでくださいね、というメッセージ。

メニューは4種類

メニューは当日朝にやよい軒のスタッフの方に希望のものを伝えます。
メニューは和風3種と洋風1種。

私はもちろん洋定食を注文。
見た目は美しくて期待が高まりますね。

そして、やってきたのがこのお膳。

ほぼ写真通り。
でもなんだろう、なぜか写真の方が美味しそうに見えるんですよね。
写真に加工されているからかな?

なお、メニュー表にはサラダやヨーグルトのお代わり自由とありますが、現在は中止中。
飲み物とご飯のおかわりは実施されています。

詳しく見てみましょう

主食はプレーンなバターロールとくるみパン。
トースターで温めることが可能です。

おかずのメインプレートは白身魚のフライがででんと乗ったもの。

揚げたて、出来立てではないのですが、ほんのり暖かくて、そこそこサクサクパリパリ。
コンビニのホットスナック並で、可もなく不可もなくですが、朝からフライは重いわあ。

そして、レタスと被りつつもサラダも付いています。

これはいつもの定食についてるキャベツ千切りサラダと同じです。
ちょっと加えられたポテトサラダが嬉しい。

さらにおしゃれ小鉢も付いています。

ゴボウサラダに、小松菜?のお浸し。
これ和定食の使い回しですね。
洋定食のためにわざわざ別メニューを作るのは大変なんでしょう。

そんな中、ミニトマト、ブロッコリー、モッツァレラチーズのバジルソースが、洋定食としての矜持を感じます。

ぱっと見モッツァレラチーズがマヨネーズに見えて、「まったくやよい軒はマヨネーズ好きだなあ」と勘違いしたのですが、口にして良い意味で裏切られました。

そういえばバターナイフはあるけれど、マーガリンやジャムはない。
おかわりコーナーにも用意されてなかったので、忘れたのかな?
ワンオペで忙しそうだったし。

おかわりコーナー

一部中止で寂しいものの、おかわりコーナーもあります。

お水と氷、オレンジジュースにアイスコーヒー。
写真には写っていませんが、ホットコーヒーと温かいお茶とご飯ロボもあります。

ミルクがあれば嬉しいです。
アイスコーヒーミルクが作れるので。

写真右奥のスペースに、銀色の蓋が並んでますけど、これは本来サラダのおかわりだったのかな?

食後のコーヒーで〆

和定食に比べてボリューム少なめかな?
と思っていたものの、朝食の分量としては十分。

食後はコーヒーでゆっくりできます。
このやよい軒はかなり大箱なので、あまり混雑にならないですね。

お得ではないけど、まあまあでした

やよい軒の通常朝食メニューが400〜500円なので、900円は高く感じるけれど、ゆっくりできるスペースで、この内容ならありかなあと思いました。
朝は一般のお客さんも入ってこないですし。

お得度でいえば、ご飯のおかわりもできる和定食なら900円でも十分満足できそうです。
やはりやよい軒は和定食が定番のお店。洋定食は頑張っているんだけど、アウェイな感じでした。

私はパン2個でも満足だけど、パンのおかわりが有ればいいかもしれませんね。
でも、手間が増えるし、お替りコーナーに置くと、和定食の客がスティールするかもしれないし、実現は難しいかな。

ともあれ、珍しいやよい軒の洋風モーニングを体験できて満足です。